住職の虫めがねバックナンバー |
内 容 《バックナンバー》 |
No.80【平成29年 6月10日】 第25代専如ご門主が、浄土真宗のみ教え(法灯)を継承されたことを宗祖親鸞聖人の御前に奉告された、「伝灯奉告法要」が、さる5月31日に円成(終了)いたしました。 また、6年後には宗祖ご誕生850年、翌年は立教開宗800年の節目を迎えます。 当山もおかげさまで、25年ぶりの諸堂大改修工事が終了いたしました。 これを機にまた、「新たなはじまり」と意識して、この地にお念仏のみ教えがより深く浸透するよう精進したいと思います。 |
世界中の多くの国が苦々しく注視している國・・・・、実に困ったものだ。 |
No.78「【平成29年 5月31日】 天眼鏡を使ったり、目薬を差したり、日に何回ともなく眼鏡を拭いたりするなど、目がかすむ状況が続くので眼科で診察を受けた。 「住職の虫めがね」のタイトルで、目が不自由なるとは皮肉である。 目は「心の窓」と言う。心の目まで曇らないよう継続してゆきたいと思う。 |
No.77【平成29年 5月20日】 「グリーフケア」聞きなれない言葉だったが、私達僧侶にとって大切な文言であると認識しました。 |
皆さんは「グリーフケア」と言う言葉はご存知ですか。 私はある別院の教化紙の特集記事を読んで知りました。 お釈迦様は、目の前の苦悩する人に身や心を添わせ、その人に応じて仏法に生きる道を開かれた。 親鸞聖人は、自分もまた苦悩を抱えた一人の凡夫として、周りの人々と共に念仏の道を歩まれた。 本来、仏教の道は人間が苦しみや悲しみ(グリーフ)を、どのように生きるのかということが課題であった。大切な人やものを失うことによっておこる、「悲しみ」は様々な姿をもって表れる。 仏教・浄土真宗の教えはそのことに応える教えでなければならない。 |
No.75【平成29年 5月 5日】 八十八夜もすぎ、暦の上では立夏となりました。 本堂・会館・庫裏の外壁を中心にした25年ぶりの、大規模補修事業も順調に進んでおります。 蟻には申し訳ないですが、出入りする穴に「アリ用の殺虫剤」をまきます。 「アリの穴から堤も崩れる」。堤防にできた蟻の通る位の極く小さな穴でも放っておけば大きくなり、ついには堅牢な堤防も崩れてしまう。 少しの油断や不注意から大惨事を招くという教訓を学ばせて頂きました。 |
お寺も先月29日に門信徒会総会、今日1日は婦人部の総会と新年度の出発をいたしました。 横河川沿いの桜も見納めとなり、今度は塚間川の八重桜が見ごろを迎えます。人生もこの機会に、何のために生まれてきたかを己に問うてみましょう。 |
No.73【平成29年 4月24日】 昨日、木彫をご趣味にされているご門徒の、「仏像に魅せられて」をテーマにした作品展を鑑賞した帰路、諏訪湖一周をして、湖畔に植えられた桜を車中よりお花見をしました。 老木・若木の違いはあっても、「高遠」の桜に負けじ劣らじと競うように咲く風情は圧巻でした。 この機会に「さくら」を詠んだ古歌を親しましていただいた。 ○われの上に笑みかける山桜かな(牧水) ○桜咲く前より紅気たちこめて(誓子) ○山の日は鏡の如し寒桜(虚子) ○行く方にまた満山の桜かな(汀女) |
No.72【平成29年 4月20日】 【本山伝灯奉告法要・敬念寺団体参拝】 さる14日、一生一度の京都本山・西本願寺「伝灯奉告法要」に総勢35名で団体参拝いたしました。 翌15日は珍しく快晴の山陰へ足をのばし、天の橋立をめぐり、日本海に面した雄大なロケーションを前に建つホテル金波楼で宿泊いたしました。 16日は東井義雄記念館へ。森友氏?とは大違いの子供を主体にされた日本のペスタロッチ(スイスの教育実践家)・東井義雄先生の人間性に触れた後、そのご実家、東光寺の浴子坊守から、先生の苦節70有余年の生涯を淡々と語るお話に耳を傾け感服。 参加者一同と共に三日間の旅を満喫いたしました。 |
一昨日お店のチラシに連れられて、安曇野の奥、池田町会染地籍にある信州そば切り認定店:手打ちそば「かたせ」で舌鼓味を打ちました。 |