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住職の虫めがねバックナンバー

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内       容 《バックナンバー》


【平成29年 8月16日】

盂蘭盆法要を勤修いたしました。

No.90【平成29年 8月10日】

早朝より大勢の皆様ご参拝のもと、夏季恒例の38回目の早朝連続参拝が終了いたしました。 

浄土真宗のお盆を迎える心持ち その3: 

南無案弥陀仏とお念仏を称え、み教えを喜ぶ身になってほしいという亡き方たちの願いを聞いて生きましょう。
「生活信条」や「浄土真宗の救いの喜び」を唱和したりし一度でも多く法座の席に連なり、お盆をご縁にお墓参りだけに終わらず、家族で「いのち」について話し合いの機会を作りましよう。 

 

No.89【平成29年 8月 2日】

早朝連続参拝2日目となりました。 

浄土真宗のお盆を迎える心持ち その2: 

他の宗派のような施餓鬼法要・追善供養は必要ありません。
なぜならば、亡き方々は餓鬼道でなく浄土往生をされているからです。
従って亡き方のご恩に感謝し仏様の救いにあい、お浄土に先立って往かれた方々と、やがては浄土で会えるというみ教えを聞いていくのが浄土真宗です。
日頃から、浄土を現すお仏壇を家の中で一番清浄な場として整え、「南無阿弥陀仏」と呼びかけて下さる仏様からの呼び声を聞かせていただきましょう。 

 
 

No.88【平成29年 8月 1日】

今朝から、38回目の早朝連続参拝が始まりました。
 

お盆を前に、浄土真宗のお盆を迎える心持ちを連続3回に分けてお送りします。

その1: 
浄土真宗にご縁のある方々は、お盆を迎えるための特別な準備をする必要はありません。
 (迎え火、送り火、門前の白木の灯篭など不要です!)
お念仏をいただき仏様の国に生まれた(往生された)方々は、阿弥陀様と共にいつも見護って下さっているのです。そしてさまざまなご縁を通して、私たちを仏前にいざなって下さっているのです。


No.87【平成29年 7月30日】

続:清涼剤をもう一服

〇寄り道 脇道 回り道  我が人生どのあたりか

〇自分の一歩は完璧でなくてもOK そう思うことにした

〇手も足も動いている 目が見える 耳が聞こえる こんな有難いことはない

〇一つのことでもなかなか思うようにならぬもの

だから一つのことを一生懸命やっているのです

 
 
No.86【平成29年 7月20日】

暑中お見舞い申し上げます。
梅雨明けとなり本格的な夏がやってまいりました。
身心共に酷暑を乗り切りましょう!

清涼剤に一句

〇愚痴を聞いてくれる人がいるだけで 楽になる

〇暑さで 向日葵笑ってる 

〇仕事も家事も できる人がやればいい

〇男女の仕事なんて区別しないで みんなで助け合えば 家庭も円満

〇大丈夫なんとかなるよ あきらめるな 

 

【平成29年 7月15日】

長野教区・松本組 仏教壮年会連盟の総会と研修会が当山を会場に開催されました。
総会終了後、赤川浄友先生の-大悲無倦常照我-「おかげさまの心で」と題した記念法話を聴聞させていただきました。

【平成29年 7月 8日】
第34回ファミリー参拝(キッズサンガ)が行われました。
本堂にて風鈴づくりに挑戦後、お勤め。その後「流しそうめん」「輪投げ」「バルーンアート」「かき氷」「綿あめ」などを楽しみました。

No.85【平成29年 7月 8日】

「自治三訣」の続き

滋賀教区仏教婦人会連盟の皆さん361名が、3日から6日まで4班に分かれてお参りくださいました。

 ”人のお世話にならぬよう 

  人のお世話をするように

  そして報いを求めぬよう“ - 後藤新平 -

まさに、この4日間はこの実践でした。

最後の三行は前の二行に対して「無償の愛」・・・見返りを求めない心である。 それは母の愛に似ている。母の子供の対する愛情は無心であり、代償を求めない。ゆえに美しい、有難いものである。 戦地で銃弾に倒れる時「お母さん」と叫ぶと聞くが、まさに母は無心の愛を注いでくれたからであり、命の母だからである。 人と人との絆もかくありたいと思うが、われわれ凡人の及ぶところではない。

【平成29年 7月 4日】
昨日から、滋賀教区仏婦連盟の皆さんが当山を参拝されています。6日まで4班に分かれ総勢392名が参拝されます。



【平成29年 7月 2日】


菊づくり講習会が開催されました。昨年に続き2回目となり、30名ほどが参加。秋の報恩講で境内を菊鉢で飾ります。

No.84【平成29年 7月 2日】

前回・自治三訣の続き)

二つ目は「人のお世話をするように」 題目は誠に結構なことですが、自分のこともままならない世の中にあって、相手の身になってお世話することは難しいことです。
仏教では「同体の悲」と言いますが、「ものの身になる」事はなかなか難しいものです。
元来人間は、人のお世話にならなければ生きていけない存在です。
だからこそ、人のお世話をすることが大切になるのではないでしょうか。

 

No.83【平成29年 6月25日】

東京都議会選挙が始まり注目を集めている小池都知事は、昨年の就任演説の中で「自治三訣」を引用された。
大正時代、第七代東京市長、ボーイスカウトの初代総長も勤めた後藤新平氏の言葉である。
将来を背負う少年の社会教育に有効と外国で見聞し、ボーイスカウト訓育を取り入れ、少年たちにこの自治三訣を説いた。
その一つが「人のお世話にならぬよう」と言う「自助」の精神である。
これは、人間は人のお世話にならなければ生きていけない逆説的な目標であった。
いま、長寿高齢社会にあって、このハードルは年々高くなってきており、若い内から念頭に置いての生活が必要になってきている。(続く) 


 【平成29年 6月11日】
第6回早朝公開講座を開催しました。
佐伯 晋先生による「世界最長寿の国で幸せに生きるために」と題したお話を、本堂一杯の100人余の皆さんが熱心に聞かせいただきました。



 

No.82【平成29年 6月20日

No.79のお話の続き)

夫婦や親子げんかも最初は些細なことが原因でも、事としだいによっては取り返しのつかないケースもあります。
ひどい仕打ちを受けたからと言って、同じことを繰り返していたら、恨みや憎しみは膨れあがりお互いに傷つくことになります。
大は世界各地で多発している戦争は、民族や宗教の違いによるものがありますが、主に「仕返し」や「報復」がその原因だと思います。
仏教の思想は、「目には目を」「やられたらやり返せ」と言う考え方に対極するものであり、”恨みを捨ててこそ、丸く収まり、慈悲によって恨みを消せ”と教えています。 


No.81【平成29年 6月13日】


浄土真宗の情報紙「本願寺新報」「赤光白光」欄に、元気が湧く記事が掲載された。
「ワープロからパソコンへ、固定電話から携帯やスマホへ、説明文はカタカナに、その進展はすざましく、高齢者には生きにくい時代だ。」と、しかし、親鸞さまは80歳まで精力的に執筆、伝道活動に活躍され「三帖和讃」や数々の書物をあらわされ、90年の生涯を閉じられた。
時代や若い者についていけないと匙を投げださず、生活したいものです。